知念実希人さんの新刊「死神と天使の円舞曲(ワルツ)」がもうすぐ発売!
知念実希人さんの新刊「死神と天使の円舞曲(ワルツ)」が5月25日に発売されると知りました。やったあ!
今日は勢いそのままに、シリーズの魅力を語ります。

このシリーズは人や魂を導く死神の仕事ぶりを書いたファンタジーミステリ。
彼らはわけあって、動物の姿をとっています。
1作目「優しい死神の飼い方」はレトリバーのレオが主人公。個人経営のホスピスを舞台に、患者たちの過去や未練と向き合う物語。
2作目「黒猫の小夜曲(セレナーデ)」は黒猫のクロが主人公。死してなお留まり続ける魂たちを導くため、奔走します。
レオもクロも死神としての自分に誇りを持っており、序盤はいつもと違う姿や処遇に不満たらたら。
自信家で高慢な彼らが、人や魂との関わりの中で少しずつ変わっていく。その過程も見どころのひとつです。
ミステリとしてはややライト寄り。先が読めてしまう展開も多めですが、それがかえって、死生観や人として「どうにもならない」ところを引き立てているように思います。
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最新刊「死神と天使の円舞曲(ワルツ)」はシリーズ3作目。7年ぶりの新作です。
前2作がリレーのような主人公交代だったので、前作のあの人が登場か?と思いきや
レオとクロのW主人公で協力戦だとか!
短編ごとに語り手が交代する形になるのでしょうか。
25日が楽しみです。
- 優しい死神の飼い方 感想
- 黒猫の小夜曲(セレナーデ) 感想
※前2作の個別感想記事は、現在リライト中です。
\Thanks for reading!/


