賢人の手帳術
唐突ですが手帳本が好きです。
1冊にフォーカスしたムック、色々な商品が載っているカタログ、雑誌の特集にビジネス書……眺めるだけでワクワクします。
昨年末の波に乗れなかった分、今年は年始から手帳本をちょこちょこ読んでいました。
先日読んだ「賢人の手帳術」は5人の手帳ヘビーユーザーたちがそれぞれの使い方について語った本。
- ほぼ日手帳の糸井重里さん
- WLB手帳の小室淑恵さん
- 陰山手帳の陰山英男さん
- マルチな活躍で知られる八代英輝弁護士
- ジブン手帳の佐久間英彰さん
という錚々たるメンバーが手帳について語っています。
糸井さんはもちろんほぼ日。ムダに思えることもとりあえず書いておく、手帳は書くだけではなく読むもの、などアイデアを形にする方ならではの視点が興味深いです。
小室さんは仕事とプライベートの両立や自己実現などビジネス向けの使い方。特にふせんの使い方が参考になりました。月々の労働を時給に換算する話は耳に痛い……。
陰山さんは百ます計算や書き取りなどの陰山メソッド、反復、早めの就寝など「能力UPのためにどう動くか」にスポットを当てています。
習慣とは努力の無意識化。脳の検索力を高めること。これは刻んでおこう。
四角いクオバディスのエグゼクティブノートを愛用する八代弁護士はスケジュールの色分け、すき間時間の活用などタイムマネジメント重視。
モザイク越しにも多忙さがうかがえる中、日々目標を設定し趣味や習い事をもこなすバランス感覚は本当に凄い!
佐久間さんのジブン手帳は項目分けが細かく、見返したときに情報の置き場がひと目で分かるのが利点。
スケジュール、ライフログ、アイデア帳の3分冊なのも持ち歩きや補充に便利そう。
※この本は2012年初版なので新しく出たジブン手帳Bizについては載っていません。
巻末には今までのノウハウ総まとめとGoogleカレンダー、手帳のカスタマイズについても少し。
ひとつひとつは雑誌の特集に近い内容でしたが、このメンバーのインタビューが1冊に!という点で手帳好きにはたまらない本でした。押しつけがましさや他との比較が無いのも好印象。
この本より後に読んだ「7つの習慣に学ぶ手帳術」と「手帳という武器をカバンにしのばせよう」はビジネス寄り。こちらも追って感想を書こうと思います。
\Thanks for reading!/


