【絵心教室】白髪の男性
久々の「新 絵心教室」。応用レッスン2つ目は肖像画。画材は鉛筆です。
ひげもじゃ楽しい(暴言)
モデルはディエゴ氏。ビンス先生が肖像画を描きながら旅をしていたころに出会った友人のひとりなんだとか。
鼻が真っ黒になってしまい何度かやり直していたら、全体的に丸くなってしまった。服装も相まって漂う工場長感……。
レッスンメモ
輪郭と顔のパーツ
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の6本。
輪郭と顔のパーツは、鼻など大きなパーツから描き始めると良い。
目は思っているよりも下。頭のほぼ真ん中にある。口角から垂直の位置。特徴的なパーツは大きく描きがちなので慎重に。
小鼻は目頭と口角と同じ線上。耳の付け根は頭の中央。耳の大きさは鼻の一番下の線から眉までの幅と大体同じ。
あくまで一般論。答えはモデル自身が持っている。先生かっこいい!
光とコントラスト
ディエゴ氏の正面からは強い光、後方からはやや弱い光があたっている。
背景が暗い灰色なので、光の強さが違ってもコントラストが強まる。紙の中間色がここで活きてくる。
強いコントラストを使って立体感を強調する効果をキアロスクーロという。
- 光が遮られてできる影 例:耳や鼻の穴
- 光が当たっているものにできる影 例:こめかみ~頬
その他、美術の話
日本語だと戯画。特徴を誇張して描く技法。
発祥は14世紀。芸術の形式を模索している時代だった。
肖像画を描くときに、見た目だけでなく人柄を表現することをライフワークとしている画家もいる。
肖像画の描き方はいろいろ。絵に自分らしさを出す方法もいろいろ。様々な手法を試すのに向いている。
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