味噌汁でカンパイ!

今年は昨年読んだ分も含め、活字本・漫画両方の感想をUPしていきたいなあ。というわけで1作。

味噌汁でカンパイ!1巻の書影

母親がいない。それ以外はごく普通の中学生・善一郎と幼なじみ・八重によるあったかお味噌汁ラブコメ。

ずっと善のそばにいる→善のお母さんになりたい→毎日朝ごはんを作るよ!

と、ちょっとズレてるけどいつも一生懸命な八重。そんな八重に振り回されながらも、なんだかんだ良い方に向かっていく善。

もとが近い分、なかなか進まない2人の関係も可愛くて応援したくなります。

味噌や出汁、具材の情報も豊富で次はなにが登場するのか楽しみです。たけのことサバ缶のお味噌汁いいなあ。

一方で「普通」と「特別」について考えさせられる場面も。

お味噌汁の具材や出汁しかり、家族構成や距離感しかり。自分の普通が目の前にいる人の「普通」とは限らない。

特別が習慣付いて普通になったり、普通だと思っていた物事が特別なことに気が付いたり。

共感したり、違いに驚いたり。相手を知る・一緒に歩くってそういうことの繰り返しなのかも、と思いました。

善父もあまり「普通の父親」にこだわらなくていいと思うんだけどな。こちらの向かう先も気になります。

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余談ですが、うちでは汁物に使う味噌A(お手頃)と他の調理に使う味噌B(無駄使い厳禁)の2銘柄を使い分けています。

「味噌汁でカンパイ!」を読み、Bの方でお味噌汁を作ったらその美味しさにびっくり。

普通も大事だし、特別も嬉しい。奥が深いよお味噌汁!

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更に余談。今年の初夢は「太る夢」でした。

oh……とへこんでいたところ「太る夢は幸運の暗示。悩みや心配事が解消されたり金運に恵まれるかも」と教わり、一転ガッツポーズ。

正夢にならないよう暗示だけいただきます。今年も筋トレ頑張るぞー。

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